2007年/フランス/22分
制作:Federation Artisans Du Monde
パレスチナ農業復興委員会
イスラエルの“占領下”のパレスチナにあって、巨大な壁の内側で苦闘するオリーブ農民の物語。フェアトレードに取り組むオリーブ農民組合とNGOのドキュメント。
原題“TANT QU'IL Y AURA DES OLIVIERS”(フランス)
※パレスチナ農業復興委員会:The Palestinian Agricultural Relief Committees
■遺伝子組み換えNON!−フランスからのメッセージ
2004年/フランス/30分(農民編)
※日本語吹替版
遺伝子組み換えに関するドキュメンタリー映画。遺伝子組み換えに疑問をもつ科学者、農民、消費者など、欧州市民の声で構成。
フランス・アタックの Images et Son グループの活動の一環として製作された。
科学者編、消費者編、自治体編、農民編の4部作で、全体で2時間の大作だが、各編は30分程度。農民編はフランスの有機農業者の実践と意見が中心につくられている。
原題“La fin des chimeres?”(フランス)
1982年/日本/41分
企画:自然農法国際総合開発センター、MOAプロダクション
制作:桜映画社
VHSビデオ作品
自然農法25年の埼玉県上里町の須賀一男さんの土づくりを丹念に映像で追ったルポルタージュ風作品。自然農法への転換を図るための考え方と技術を指南する。自然の森や原野の土つくりに学びながら、健康な土をつくることに基本をおく自然農法の土つくりの実際や除草、害虫駆除の工夫などを紹介する。農業収支の具体的な数値比較もあり、先駆的な農業を続けてきた須賀さんの実践から学ぶべきものは大きい。
■Asian Communities in Action
2008年/日本/20分
企画・制作:特定非営利活動法人 開発と未来工房
地域社会で起きている新しい動きを追ったドキュメンタリー。
日本編では、循環型社会づくりをテーマとして、小川町の有機農家の金子さんと桑原さん(NPOふうど代表)を、ネパール編では、ネパールの農民によるコミュニティラジオ運動を取り上げている。
ネパールのコミュニティラジオは、カトマンズの野菜価格を毎日放送している。この看板番組を聴いた農民は、仲買人から買い叩かれることがなくなり生活向上に役立っている。
2006年/日本/73分
制作:映画製作委員会
協力:大阪府有機農業研究会、YMCAインターナショナル・ハイスクール
大阪の北部、豊能郡能勢町で有機農業による野菜作りをして30年の尾崎零さんは「脱サラじゃなく卒サラ」と言う。野菜を作り、週1回会員宅へ配達する。毎日の柔軟体操で体力を保つ。YMCAで高校生に循環の意味を説く。大阪有機農業研究会の記念集会ではミュージカルも。ハチャメチャなキャラクターの尾崎さんの1年を追う中から有機農業を取り巻く人のつながりが見えてくる。ほっと気が楽になるドキュメンタリー。
2006年/日本/100分
製作:村山英世
監督・脚本 原村政樹
制作:桜映画社
山形県高畠町では農家の半数が有機農業を取り組むまでになっている。32年前、
若い農民38人が、農薬や化学肥料に依存する近代農業に疑問を持ち、有機農業に転換。周囲の農家からは変わり者扱いされる中、農薬の空中散布に反対して闘う。都市の消費者が直接購入や援農を通して地域で孤立する有機農家を支える。20年前の映像を交え、日本の提携運動の一つの典型的な形を描く。
2007年/日本/31分
制作:アジア太平洋資料センター(PARC)
石油資源に代わる「環境にやさしい」燃料として注目を集めているバイオ燃料。各国は競うように研究と増産を進め、2000年からの5年間で生産量は倍増しています。
原料は、トウモロコシやサトウキビ、ビート、米、小麦、大豆、パーム椰子、菜種など、畑でつくられる作物がほとんど。
高騰する食料価格、原料の生産基地としてプランテーションに変えられていく世界の森や農地。大量に使われる農薬と遺伝子組み換え技術の導入が環境に与える負荷、単一作物の栽培が土壌におよぼす影響。輸送や製造の過程で投入されるエネルギーと、排出される二酸化炭素。
この作品では、アメリカ、ブラジル、メキシコ、マレーシア、ヨーロッパ、日本を取材し、先進国でふくらむ大量のバイオ燃料需要が人びとの暮らしに与える影響を追いました。持続可能な循環型社会を実現するために、「バイオ燃料」とどう付き合っていくのかを考える。
2002年/フィリピン・日本/130分
日本語字幕版
制作:「小さい家」製作上映委員会
監督:今泉光司
フィリピン・ルソン島北部のコルディリエラ地方。その険しい山岳地帯で暮らす人々は、厳しくも豊かな自然と共生して生きていく知恵を今も生活の隅々に生かしている。そんな人々が住む村と、山岳都市バギオを舞台にしたある日系家族をコメディタッチに描く。あまり知られていないフィリピンの日系人、出稼ぎ外国人の事情、先住民山岳民族の暮らし、自然、宗教、文明…さまざまなキーワードが、「地球と人間の真の在り方を発見する」という主題を浮上させていく。
1997年/日本/59分
監督:今泉光司
1997年に福岡さんがインド訪問した際のドキュメンタリー作品。福岡さんの哲学が、福岡さん本人の口から語られる。畏敬の念を持って接するインドの人々。粘土団子の作り方が解り易くの解説されている。
1992年/日本/32分
企画:自然農法国際研究開発センター
制作:MOAプロダクション、桜映画社
監修:善本知孝(東京大学名誉教授)
指導:木嶋利男(当時栃木県農業試験場)
藤原俊六郎(当時神奈川県園芸試験場)
有江 力(当時理化学研究所)
見えない土の世界には地上よりはるかに多数の生物が住んでいる。この映画は、虫眼鏡、顕微鏡、電子顕微鏡を用いてその世界を覗いて見ようとするものである。芽が出たり、根が伸びたり、菌が成長したり争ったりする、ふだん見られない世界を見ることができ、また、自然の土にある有機物の効用を知ることもできる。
伊豆・大仁農場を舞台に、土の中の根と微生物の関係をふんだんな微速度撮影で克明に描写。共栄作物など土壌病害を抑止する構造も微速度撮影で描写。昨年上映した『根ノ国』の世界をより具体的に鮮明な映像で描く。
1997年/日本/27分
企画:MOAインターナショナル、全国MOA自然農法産地支部連合会
制作:MOAプロダクション、桜映画社
日本人の体と日本型の食生活の関係、身土不二、食料自給率の低下と医療費の増大、米の自給の必要性、旬の野菜の栄養価、食の多様性の重要性などをさまざまな動物実験や各地の伝統食と長寿村の取材で検証する。女子栄養大などの栄養分析などでも栄養価の低下を実証する。
1995年/日本/58分
監督:高橋一郎
企画製作:「風ものがたり」映画製作委員会
アース・ビジョン第五回地球環境映画祭 環境教育映像賞受賞
(推薦者の言葉)『風ものがたり』は、生産者と市民グループを紹介。有機農業に精を出し、消費者との交流を通して、農業を続ける確信をもつ生産者たち。農薬の空中散布の反対がきっかけで、農業そのものを考えるようになった消費者たち。双方が一つずつ認識を深めて近づき、生産者と消費者の絆が生まれる。登場する人たちの穏やかな眼差しは、子どもたちに豊かな自然を残したいと、未来にも向けられている。
2004年/日本/110分
プロデューサー: 伊勢真、菅原淳一
監督:澄川嘉彦
製作:映像プロ・ 杜の風、ハヤチネプロダクション
岩手県のほぼ真ん中にある早池峰山(はやちねさん)の麓に「タイマグラ」と呼ばれる小さな開拓地がある。戦後10軒あまりの農家が入植したが、東京オリンピックの頃にはほとんどの家が山を去り、向田(むかいだ)久米蔵・マサヨさんの二人だけとなった。自分が畑で育てた大豆を使っての豆腐作り、「お農神さま」への信仰、春一番の味噌作り、土に生きる素朴な暮らしぶりにかわりはないが、マサヨばあちゃんの歳月にはさまざまな出来事が起きてゆく。長年つれそった久米蔵さんの死、大雨にたたられた不作、移住してきた奥畑さんの結婚、そしてばあちゃんが産婆をすることになった長男の誕生… 。2000年の春、ばあちゃんは心臓の発作で山をおり、一昨年の暮れに亡くなった。しかし、ばあちゃんの生きた証は消えない。タイマグラに住み続ける奥畑さんは、家族とともにばあちゃんが教えてくれた味噌作りを受け継ぐ。低いカメラ目線で丁寧に描いた作品。豊かさや幸せが何かを考え直させる。しみじみと心に残る。
2006年/日本/98分
監督・脚本:池田博穂
企画:田中正造を後世に伝える会
製作:ドキュメンタリー映画「赤貧洗うがごとき」製作委員会
足尾銅山鉱毒事件に立ち向かった田中正造を描いたセミドキュメンタリー作品。有名無名の多くの人々の支援を受け、最後の時まで闘い続けた正造の姿は、今も厳然としてある政官業癒着の構造をあぶりだす。自然にそむいたとき、その付けは長く人々を苦しめる。足尾鉱毒の教訓は生かされず、水俣病や土呂久砒素中毒といった多くの公害に苦しむ今とも無縁ではないことを思い起こさせる。見る人に感動と勇気を与える。
2003年/日本/38分
監督:楠山忠之
撮影/編集:長倉徳生
制作:アジアディスパッチ
成田空港暫定滑走路の南端では、毎日、何百便もの大型ジェット機が離発着を繰り返す。その真下には7戸の農家、鶏舎、豚舎、漬物工場、野菜出荷場などがあり、轟音の中で日々の暮らしが続いている。空港反対闘争の今と、有機農業を通して生き続ける農民の姿とその主張を描く。飛行機に乗っていては決して見ることのない状況に「公共」の意味を問う。
■One Man, One Cow, One Planet
2006年/ニュージーランド/58分
監督:バーバラ/トーマス・バースティン
制作:Cloud South Films
※日本語字幕版
この映画は、ニュージーランドのバイオダイナミクスの父と呼ばれる老農学者ピーター・プロクターのインドでの活動を追ったもの。「緑の革命」に翻弄されたインド農業の現状と、化学肥料と農薬の農業から有機農業への転換活動やバイオダイナミクス農業普及を描く。
●Cloud South Films のサイトから:現代の工業的な農業は、地球を破壊している。砂漠化、水不足、食品に広がる農薬汚染、海洋生態系の崩壊、土壌侵食と痩せる農地。我々の生態系は打ちのめされている。人類の増加は、この地球の許容力を上回っている。世界を救うシンプルな方法はないのか?1人の老人とバケツ一杯の牛糞。馬鹿じゃないの?
1962年/日本/27分/白黒
監督:菊池周
原作・指導:佐々學
制作:桜映画社
1961年当時の奄美大島や四国の僻地には、まだファラリア症にくるしむ人々の姿が残っていた。初期の「草ぶるい」と呼ばれる熱の発作、末期の、足が象のように太くなる「象皮病」や「陰のう水腫」など、悲惨な症状を呈しても働かなければならない人たち。経済的な貧しさだけでなく、風土病がはびこる生活を克明に記録した映画。