それでも爆音の下で
種やごんべい/2013年

神奈川県の米軍墓地は、沖縄に次ぐ規模。厚木基地の周辺には農地が広がる。戦闘機のうるさい爆音の下でも農作業は続く。滑走路のすぐ近く、地上10メートルをジェット戦闘機が爆音を上げて離発着する。2012年2月、米軍磯の部品が畑こ落下する事故も起きた。それでも、若者はタネをまく。


タイガからのメッセージ
三上 雄己/2013年

ロシア沿海地方ピキン川流域に広がる原生のタイガ。アムールトラを頂点とする豊かな生態系のあるこの原生林が今も存在するのは、先住民族ウデへなど森の民が、自然と共生して暮らし森を守ってきたからです。また、タイガの栄養分はアムール川本流からオホーツク海へと流れ込み、日本近海を世界有数の漁場にしています・・・


東ティモール 今
小野 俊英/2013年

16世紀から約5世紀に渡り他囲に侵略され、21世紀初頭独立を勝ち得た国。農業は山がちの急峻な地形に守られ、化学肥料や農薬などに頼らない栽培方法が定着した。今コーヒーの蜂蜜を生産すべく在来種蜜蜂の養蜂を探り始めた。今、東ティモールは自立しようとしている。


援農いいえ 縁農です
笠原 眞弓/2013年

原発事故さえなければ、私たちが経験しなくても、考えなくてもよかったことがいっぱいある。嘆き、悩み、怒り、戸惑い。そのひとつに、農家支援の是非がある。考えるまでもなく支援する人もいれば、相手をおもんはかって悩む人がいる。小さな「緑」に支えられて、出ない答えは求めずに、私たちはまた行く。


かえしなさい
岡田 照男/2013年
かえしなさい

わたしたちは空や森、川、田畑、海を東京電力福島第一原発事故に因って穢されました。放射能の半減期までこの状況が続きます。沖縄では人として生きるための自由な意思が駐留するアメリカ車に拠って、永い聞、蹂躙されています。わたしは、この事態を起した日本に大声で呼びかけたいのです。福島の子どもたちが喪った「青い空」と沖縄の子どもたちが喪った「静かな空」をかえして欲しい、と。